Youth man and the Sea

写真、フィルム、デジタル、音楽、それらの戯言

嘘つきの涙の味

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嘘はつかない。何としてでも。
嘘の先に感情の昂りと爆発があっても、スタートが嘘なら、それは似非だ。
スクリーンで起こった体験は擬似でしかない。

出会いを求めて出会っても、運命ではないし。
愛されたいと願って愛したところで、破局は近しい。

お洒落になりたいと思う事が、もうダサいんだって気付かないといけない。
欺瞞で好きだと思い込んでも、いつかは嫌いになる。

塩水を飲んでも喉の渇きは増すだけなんだ。
「飲む」と言う行為が潤いをもたらすのではなく、「飲まない」と言う行為が潤いをもたらすことあるんだ。

それでも、好きなあの子の涙は今もしょっぱい。