嘘はつかない。何としてでも。
嘘の先に感情の昂りと爆発があっても、スタートが嘘なら、それは
似非だ。
スクリーンで起こった体験は擬似でしかない。
出会いを求めて出会っても、運命ではないし。
愛されたいと願って愛したところで、破局は近しい。
お洒落になりたいと思う事が、もうダサいんだって気付かないといけない。
欺瞞で好きだと思い込んでも、いつかは嫌いになる。
塩水を飲んでも喉の渇きは増すだけなんだ。
「飲む」と言う行為が潤いをもたらすのではなく、「飲まない」と言う行為が潤いをもたらすことあるんだ。
それでも、好きなあの子の涙は今もしょっぱい。