Youth man and the Sea

写真、フィルム、デジタル、音楽、それらの戯言

いざ、進め。

古びた炉に火を入れるごとく、歌詞を書いてる。 白紙のノートの罫線を線路として、ペンの弁よ圧をたたえ、 ライムの煙を吐き出し、悩み多き人の胸にめがけ、いざ、進め。 世界は、人生は、美しいと唄え。

アルケミストのジン

仕事がお互い早く終わったので、新地で待ち合わせをする。 早く仕事が終わったことに、喜びを覚えながら 夕闇より早く彼女が俺に追いついた。 軽快にペダルを回して、俺のロードを追い抜きいたずらに笑う彼女。 人生は甘美だ。 早い時間のジュニパーで一杯ず…

男は女の最初になるのが、女は男の最後になるのが幸福だ

男は女の最初になるのが、女は男の最後になるのが幸福だ

大切な人

俺は家族の感覚が希薄だ。 今まで付き合った女性の多くが、それに困惑していた。 ただ、好きになる女性はもれなく、家族愛が深い人が多い。 今の恋人もそうだ。 どこかで、家族に強く惹かれ、渇望し。 ただ、家族とは何かがわからないのだ。 晴れた週末のリ…

朝までに、諦めを。

多くの場合は執着の方が簡単だ。 諦めるのは、また断つのは、至極難しい。

祝詞

誰のための朝だったか忘れるほど静かだ。 俺の言葉は誰かを傷つけるためにはない。 祝福にみちたりた言葉を口に。

生きてくことは

生きていくことは、優しくあろうとすることだ。

記憶の暗室から思い出が現像されていく。

昼間から飲む。 グラスは初夏の暑さで汗を書いていた。 彼女とメニューを端からみて、お互いの意見を述べる。 向こうには、常連さんが遅めの昼ごはんを食べていた。 それを見てると、やけにお腹がすく。 美味しいものを食べるのはほんとに幸せなことだ。 そ…

SAKULA

桜が咲く手前に君を抱いた。 桜が散るころ、中でイクようになった。 葉桜が咲くころ、潮を吹くようになった。 週末にバスタブで敷布団を踏みながら、汗だくで困った顔の君を見ると。 俺の愛は擽られる。

オダヤカサ、

日々よ、穏やかであれ。 春の風や、夏の海や、秋の月や、冬の夜の、ように。 唇に優しい言葉を含み。 目に綺麗な笑顔を映し。 鼻に柔らかな香りをたたえ。 耳に和やかな歌を聴き。 日々よ、穏やかであれ。 そう願い、俺は、誰かの日常を間借りしながら、進ん…

cocktail

ベースは情事。そこに愛を一絞り。

さぁ、今日も、美味しいものを食べよう。

美味しいものを食べよう。 嫌なことがあった日に。例えば、雨の日に。 良いことがあった日に。例えば、晴れの日に。 賢しくなればなるほど、自分が動物だって忘れる。 まるで、システマティックで、すごく高機能な何かと思ってしまう。 でも、実はそんなこと…

野次馬の語源が気になり、調べてみたところ。

野次馬の語源が気になり、調べてみたところ。 親父馬が語源となっていた。 なるほど、面白い。 年老いた馬は仕事をすることが出来ないので、眺めるしかないのである。 カメラを持った俺は、完全に野次馬である。 キョロキョロしながら歩く。 自分の心が騒ぐ…

餃子の死体

死は近い。 わずか、1m下にあるだけで価値がかわる。 皿か地面か、それだけで価値がかわる。 大行列にならび、数時間かけ、手に入れたものでも、わずか一瞬にこうなる。 不思議だ。 死んだ餃子をじっと見て、シャッターを切った。 帰り道に、この餃子の死体…

俺の日常は祝福されている。

俺の日常は祝福されている。 多くの不幸や悲しみを、呪い殺して、俺はここまで来た。 もし、俺の祝福を邪魔するものがいるのであれば、 さらに大きな、祝福を持って、俺は俺自身を幸せに導いてく。 つまり、今日も美味しい晩御飯を、彼女と二人で狭いキッチ…

冷たい微熱をひきつれ、くたびれた夜を歩きつつ、思うこと。

俺は薄情な人間だ。 もう面倒くさいものには首を突っ込まない。 1人で生きてくには長すぎるが、誰かに構うには短すぎる。

夏の夜に集る紙魚。

涼しい風が頬を撫でる。 まるで少女のうなじのように、純白な風だ。 初夏はいつでも、新鮮であり、肉体と精神を若くしてくれる。 少年の額ような太陽に、初恋の恋文のような若々しい木々の葉。 ファインダーを覗き、さらにメガネを挟み、そして銀塩に焼き付…

季節によって、言葉は紡がれる。

季節によって、言葉は紡がれる。 前方に太陽があるときに、影は視界に入らない。 まるで、日常が輝きますと死が姿をひそめるように。 ただ、確実に、足元に死はまとわりついている。 夜の底に、トイレにいく。 戻ってきてみると、彼女の毛布が剥がれていた。…

悠久ほど、泡沫に。

甘い日々は、飛び魚のように、時間の海原をすべり、視界から消えていく。永遠に続いて欲しい日ほど、一瞬に過ぎ去るんだから、人生はケチな野郎だ。

忘れていくことすら、忘れていく。

思い出は冷たい奴で、感情が呼んでるのに定時通りには顔を出さなかったり、時間を違えて、さもしい夜にやってきがる。 俺は賢しいふりをしているだけの人間なので、多くを忘れていく。 そして、誰かに、同じことを何度も聞く。 写真を撮り、歌詞を綴り、それ…

沈黙は死の息子なのか

音楽が忙しくて、更新がないがしろになってました。 アルバムができ、少し落ち着いたし、何かを書いていこうと思います。 言葉を紡ぐのは、俺にとってライフワークであり、ここは俺の感情の源流に近しい場所です。 観客がいないのに演じる役者がいた場合、そ…

「道々、考える」

どれが「正解」な道かは、いつもよく分からないけど、それは道半ばに「正解」だったと思えるようにすれば良いと思う。例えば、少し前の話。助手席で、俺のアルバムを聴きながら難しい顔で歌詞を追いかけていた彼女。その姿は微笑ましく、それを思うと、今で…

何でもあるけど、何もない。その上、何でもない日。

何かを書きたいと思う。 何をかと、聞かれれば困る。郊外のショッピングモールの飲食店が並ぶコーナー。 お腹が空き立ち寄ったが、何を食べたいか一向に分からない。 そんな、心情とよく似ている。もしくは深夜の SA だ。どれも不味そうに思える。 でも、こ…

フルハウスは降りれない。

数日前、テレビ、ニュースサイト、キャスター、評論家たちが一生懸命に革命をとめようとする。今の自分の生活を守りたいだけの馬鹿だ。 方や、馬鹿で貧乏な民衆は「俺たちだけ不幸は堪らない」と言う。 「ならば、混沌にしてみよう。流れがないから、底に俺…

俺がアメリカに行くことなんか一生ないだろう

明け方クラブ帰りの彼女から電話がくる。 iPhoneの画面が割れたと、それをタダにしたいという。 「ずるいことは、田原に相談するのが一番やけー」と甘い声を出す。 土曜なのに、仕事な俺と。 夜遊びから帰りの彼女。 朝の数分、入れ替えの間。 まるで舞台袖…

10 代みたいな恋を、 30 代で。

美味しいものを食べにいこうよ。そのあと、少しだけ川沿いを歩こう。下手くそなハミングと、血液みたいなコーヒー。今までの恋人と、今までのセックスの話。 疲れ切る前に部屋に戻ったら、言葉と靴を脱ぎ捨てる。 ゆっくりと愛撫しあって、昂りきる前に止め…

生きてて良かったって日が死ねば良かったって日を上回りますように。

多くの人と話した夜。 洗ってもヤニ臭い髪を疎ましく、寝床に。 起こしたら怒る君に、それでも口づけをして。 不機嫌な寝息に、ご機嫌な寝息を重ねて。夜が底つく前に眠りを触る。 生きてて良かったって日が死ねば良かったって日を上回りますように。

服を着て、恋をするのに、最後は裸で愛し合う。

俺はいつからか、お洒落をしなくなった。 その分、身体に気を使うようになった。 他者ではなく自己に投資をする。 自己が健全であれば、他者との関係も良好になる。 それを知らない人が多い。特に若い人は。 教えてあげたいけど、疎ましく思われるから黙って…

現像

また、少しずつ現像に出そう。 いつのフィルムか、分からないフィルムが多くなりだした。少し前に部屋を掃除してたら、どの恋人から貰ったか分からない手紙が出て来た。 この手紙の主は、俺と結婚すると断言してた。彼女を嘘つきにしてしまって、ほんとに申…

旅に行こう

旅に行こう。 フィルムを持って、 50 mm F 1.2 をだけ。被写体には、歩いて近づき、歩いて遠のく。 帰るまでに、何が撮れたか分からない。 それでいい。旅の間は、旅だ。思い出は帰ってから、確かめる。 地平線も、森も、車窓も、地産の食事も。今すぐに見返…